いじめゼロを目指して

中学校の同級生からの電話

ある日、私の携帯電話に電話がかかってきました。中学校の同級生の男の子(T君)からの着信でした。私は彼にいじめられた経験はないのですが、彼からかかってきた電話に出ようかどうかを迷いました。人と話すことが怖かったし、何よりいじめられていた事実を知る彼に合わせる顔が無く電話に出ることに消極的だったのですが、勇気を振り絞って電話に出ました。その電話で私は彼の口から思わぬ事実を聞き、私が中学生の頃にいじめられていた理由を知ることになりました。


私がいじめられていた理由

彼と電話したことで、あらゆることがはっきりしてきました。中学生の頃、クラスに私がいない間にT君がクラスメート(私をいじめていたひとたち)の話を聞いていたらしく、その話の内容をT君から教えてもらったのです。クラスメートは私がバレエをしていることを気に入らなかったらしく、私をいじめていたらしいのです。その話を聞いて、なんだそういうことだったのかと思い、私は少し気が楽になると同時に、当時のクラスメートに対して呆れてしまいました。


克服

そんなことが理由でいじめられることを気にして学校に通わず、生活を無下にすることを馬鹿らしく思った私は、高校2年生の秋学期頃に高校に再び通い始めることにしました。そう決意して、私の生活は大きく変わり始めました。学校では親しい友達ができ、(その友達にいじめられたことは話すことができませんでしたが、、)いじめの一件があってから辞めていたクラシックバレエも再開しました。高校生になってからも、私に悪口を言ったり、私がクラシックバレエをやっていることを不服に思う人がちょっかいを出してきたりしましたが、心を入れ替えた私はそんないじめに負けるようなことはありませんでした。


大きな出会い

高校に通い始めて間もない頃、クラスの中で孤立している1人の女の子と仲良くなり、よく彼女と登下校していました。彼女と話していくうちに、彼女もまたいじめを経験したことがあることが分かりました。お互いいじめられたときのことを話しました。初めていじめを経験したときの気持ちを分かり合うことができた瞬間でした。彼女との出会いは私にとって非常に大きかったです。


いじめを乗り越えて

私は簡単にいじめを乗り越えたかのように見えるかもしれませんが、実際には自分の大きな悩みと長い間付き合って、多くの苦労をしました。しかし、自分と向き合い、そして自分を奮い立たせたことは自分にとってとても大きな経験となり、そして自分が自信をもつきっかけとなりました。


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