いじめゼロを目指して

いじめの現場を見逃さないで

いじめの現場に遭遇したときに、お願いがあります。どうか、そのいじめを見過ごさないで下さい。いじめを仲裁することで、自分が標的にされるになるかもしれないという思いから仲裁することを怖がるかもしれません。せめて、いじめられている人の味方になってあげて下さい。あなたの力で人の人生、もっと言えば命を救えるかもしれません。


いじめを防ぐためには

前述しましたが、いじめの問題がこの世界からなくなることはほぼ無いと言えるでしょう。しかし、いじめが起きることを未然に防ぐことは可能です。例えば、教育現場でいじめを防ぎたいなら、教室に常時生徒を監視することでいじめを防ぐことができるかもしれません。既にこういった体制を敷いている教育機関も存在しますが、まだこういった環境が整っていない場所も存在します。教育者の責任問題も最近では問われることが多くなっていますよね。


認め合うこと

環境を整備していじめを防ぐことも重要ですが、やはり一番の問題は、いじめの当事者にあります。各人のいじめに対する認識が大きく変わらない限り、いじめ問題を根絶させることは難しいでしょう。いじめをなくすために必要なことは人同士がいがみ合うのではなく、認め合うことです。綺麗事のように聞こえるかもしれませんが、こういった認識が世の中に普及していかない限り、いじめの問題はこの世界に残り続けることになるのではないかと考えられます。


個性を受け入れる

日本だけに限らず、世界には非常に多くの人が住んでいます。皆人種や国籍、話す言語や生まれ育ってきた環境もまるっきり違います。各人の個性を受け入れる器の広さを持つひとは決していじめや差別をしません。人は皆違っていいのです。個性を受け入れることで、人間関係はうまくいきます。私は自身がいじめを経験したからこそ、いじめに向き合うことができ、そして器の広さを手にすることができました。苦しい経験を苦しいままで終わらせず、自分の力に変えていきましょう。そうすれば、きっと今よりもっと幸せに生きることができるはずです。


最後に

この体験記を読んでいただき、誠にありがとうございました。この記事を読んで、少しでも多くの方がいじめについて考えて頂けたら嬉しく思います。いじめが生むのは憎悪だけです。そしていじめは全ての人に関係があることです。いじめの当事者になったり、いじめの現場に立ち会ったりしたときに、自分が何を考え、何をしたらいいのかを考えておくことはとても大切なことなのではないでしょうか。この世界から一つでも多くのいじめ問題がなくなることを心から願うとともに、いじめられた経験のある全てのひとたちにエールを送ります。l


|≪   前へ   1 2 3 4 5