いじめゼロを目指して

今でもトラウマのいじめ

まぁ今まで書いたのはまだ序の口です。
今考えても最悪だったな〜と思うくらい、自分にとってはトラウマの出来事がありました。
下手すりゃ訴えることだってできたんじゃないかな・・・。
これぞ年上のいじめって感じです。

簡単に言うと、担任のSから家に帰宅するまで尾行されていたんです。
居残りが遅くなると、親に心配されるからということで仕方なくSは居残り組を自分の車に乗せて送ることが多々有りました。
ですから私はSの車がどんな車なのか分かります。
なんか尾行されてるような・・・と感じることはあったのですが、気のせいだろうということで、家が近くなるといつも走って帰宅するようにしていました。

そしてついにSに捕まるわけですよ。
車に乗れ!と言われ、抵抗することなく乗る自分。
あ〜、ついに殺されるのかなと色々考えたのですが、Sはただひたすら私に説教。
小学4年生って、確かに自我は芽生えてるけどまだ子供ですよ。
とはいえ、こいつ理不尽なことしか言ってないな〜と自分でも分かるくらい、意味の分からないことを説教してきました。
しまいには、「なんで宿題を出さないんだよ」と。
お前が受け取ってくれないから出したくても出せないんじゃねーか!と叫べるわけもなく。
説教が終わるまでずっと号泣していましたね。
公園の駐車場で説教されてたから、周りから見ればちょっと異様な後景だったかもしれません。

2時間くらいしてようやく説教が終わり、そのまま家まで送ってもらいました。
家から公園まで200mもないくらいなので、送ってもらうことは頑なに拒んだのですが、S曰く時間が遅いと親からクレームが来るから自分が送れば問題ないとのこと。
私の親はSはもちろん学校にクレームを入れたことなんて一度もないんですけどね。

「お前を送るために車に乗せたんじゃないからね」と笑いながら言われて車から降りました。

帰宅しても更に号泣する自分、心配する親。
親を心配させるのが一番嫌だったので、担任からいじめられているということは言いませんでした。

なんで自分だけがこんな目にあわなければならないのか、神様って不公平だなぁと感じることも多くなりました。
死ねば楽になるだろうと思い、夜は毎日のように包丁を持って喉に軽く当てていましたね。
まぁ今生きてるわけですから自殺することすらできなかったのですが、あの頃は本当に死にたくてたまりませんでした。


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