心の傷は一生治らない
いじめられる側って一生心に傷を負うんですよね。
忘れたくても忘れることができないですし、たまに思い出しては自己嫌悪になります。
私の場合、小学四年生の頃を思い出して思うのは何であの時周りを頼らなかったのか?ですね。
味方についてくれる人は本当はたくさんいたんですよ。
だけど自分が上手く喋れないもんだから、なんて伝えればいいのか分からない。
いじめられていることが親にバレたら絶対に学校に乗り込むだろうと思ったので、言いたくても言えませんでした。
今はモンスターペアレントとかたくさんいるみたいですが、あの時の自分は学校に抗議=悪だと思っていたので、言いたくても言えなかったです。
親は何の手助けもしてくれませんでしたが、それは自分が何も言わなかったから。
共働きで忙しい親を見てきたので、言わない方が親も疲れないだろうと思っていました。
後々親にいじめのことを伝えたときは、なんで早く言ってくれなかったのかと泣かれましたけどね。
とにかく相談しよう
色んな家庭があるので、いじめを受けても家族に言える人、言えない人がいると思います。
自分の担任はあてにならなくても、他の先生なら言える人もいるでしょう。
いじめが苦しくてどうしようもない場合は、まずは相談できる人を見つけること。
今はネットもありますから、上手く利用するのも手ですね。
相談しないと必ず自分自身が潰れてしまいますから、まずははけ口を見つけることが大切なんです。
いじめなんかで自殺しちゃ本当にもったいないと思いますよ。
自分もあの時は死んでも構わないと毎日思っていましたが、今は生きててよかったなぁと心から思います。
生きていれば必ずいいことがあります。
この世の中は辛いことのほうが多いですけど、10の辛さより1つの幸せの方が勝ちますから。
逃げられる環境であるのでれば、思い切ってその場から逃げるのもアリです。
それは決して弱いことではなく、自分を守るために大切なことなんですから、どんどん逃げましょう。
逃げられなくて死んでしまうくらいなら、逃げた方がマシですよ。
自分の命は大切にしましょう。
いじめのおかげである意味強くなった
ただ、いじめがあったから私自身は強くなったのかなぁと思います。
小学4年生の時に体験したことを上回る出来事はまだ無いですからね。
辛いこともあの時と比べたらまだマシだよなって思って、気が楽になっちゃうんです。
精神的にも強くなりましたし、居残りがたくさんあったおかげで成績もよくなったので、その点だけはSに感謝していますけどね。