いじめの後遺症…
私は中学生の時いじめられてから、どれだけいろんなことを努力しても何となく自信がなかったり、必要以上に認めてもらいたいといった願望の強い人間になってしまったようです。
昔から負けず嫌いで勝気で、なんでも出来るようになることが好きでしたが、数十年経った今でも自分を評価して欲しい、認めて欲しいという欲求が異様に強いんだなぁと、改めて思うことがあります。
しかし世間はそれほど自分のことを認めてくれるわけではなく、何なら全く評価されないといった感じだったりもします。
しかしそういった願望が強いことは自覚しつつも、誰も認めてくれなくてもいろんなことを頑張って、今やれることは精一杯やろう、そういった心意気で毎日を生きています。
人間ってひとりひとり全てが全く違っていて、差異があって当たり前なんです。
でも学生時代って何となく皆同じのほうが良かったり、違うものを排除したりしたくなるみたいですね。
でも違うことが当たり前なんですから、排除するほうがおかしいんですが。
いじめられるとどうしてもその記憶を消すことはできません。
何十年も経った今でもこうやって書き連ねていると、当時のことを思い出したりします。
しかし私の場合は今の人生を精一杯生きているので、普段いじめられたことを思い出すことはありませんけどね。
いじめられた側も心に傷を残したままになってしまったり、なんらか性格にいびつな部分ができてしまったりしますし、いじめた側はその時は何とも思ってなかったり、ざまあみろと思ってても、「絶対に」自分に何らかの形で返ってきますから、そのつもりでいてください。
しかしいじめられた側も、決してつまらない報復などをしないことです。
報復してしまったならば、あなたもいじめた側と同じ程度の人間になってしまいますよ。
とにかくいじめられて辛いならば、私のように耐えられるならそれもいいですが、まず親に助けを求めましょう。
親は自分を一番愛しているはずですし、学校だけが、クラスだけがあなたの全ての世界ではないのです。
堂々と転校するなり、自分が不利にならぬよう、勉学をもぎ取られぬよう新しい道を進むことです。
多少遅れたとしても、長い人生の中で多少の休憩があったとしても、それもいいでしょう。
それくらいの気持ちで、目の前の苦しみばかり見ないように、時には夢中になれるものに没頭するのもいいかもしれませんね。
多少性格はゆがんでしまっても、常に前向きに生きている私がここにいます。