子供のふれあい
皆さんは子供の頃ってどんな遊びをしましたか?
私の時代はまだそんないろんなおもちゃが豊富ではなかったので、ベーゴマやめんこ、トランプに将棋くずし、オセロに…
紙に書いて遊ぶようなものも多かったように記憶しています。
後は自然の中で、川に入って魚やザリガニを取ったり、夏はセミ取り…セミが殻から抜け出して成虫になるのも見ましたね。
犬やネコも良く飼っていましたので、動物と触れ合う機会もとても多かったなぁと、今考えると思うのですが。
4人姉弟で親は共働きでしたし、さほど親に構ってもらった記憶もありませんが、姉らとゴムとびしたり、風船を膨らましてバレーボールのまねごとしたり、思い返すと遊びとしてはコミュニケーションが取れるシンプルな遊びをして育ったものでした。
今のお子さんってどんな遊びをしていますか?
電車に乗ると、幼稚園児か小学校低学年の子が携帯電話を持っている、DSなどと言った電子機器のおもちゃを3人ぐらいで無言で覗いている…これらはまったく人間形成には影響がないのでしょうか。
私の子供の保育園ではありがたいことに、いわゆる昔の遊び、手遊びですとか、音あそび、遊具で体を形成したり竹馬に乗ったりと、考えたり体を使ったり、あるいは子供同士で係わり合いがある遊びをしているのを見ますので、こちらにお世話になれて子供にとって人間形成にプラスとなる要素が多く、大変感謝の思いでいっぱいです。
しかし母親が働いていないご家庭では保育園に入れることはできず、幼稚園まで子供同士のコミュニケーションをとる機会が極端に少なくなってはいないでしょうか。
私自身の経験からでも、保育園に入れたのは3歳からでしたので、それまでの3年間は子供の祖母に見てもらっていましたのでまったく他のお子さんとのコミュニケーションが取る時間がありませんでした。
これらのことも私は子供を育てる上で、子供にとっては多少のマイナスになってしまったのではないかと感じています。
なぜなら保育園に入ってみて、1歳児2歳児などのお子さんもとても上手に他のクラスメイトの赤ちゃんたちとコミュニケーションを取っていたので…
共働きであるというデメリットゆえの、集団生活を早くから始められるという保育園という環境は、赤ちゃんにとっては決してマイナスではなくむしろ保育のプロたちと他の同世代、そしておねえちゃんおにいちゃんと沢山触れ合えるとても素晴らしいチャンスとなっているので、保育を受けないお子さんもこの場所に一時的に触れ合えるといいのではと思っています。