アニメオタク
私は中学2年の頃にアニメオタクとして、いじめのターゲットになりました。
ちょうどそのようなことが気になる年頃であったので、好きな話をするだけで「またオタクがなんか言っているよ」と言われるのがショックでなりませんでした。
好きな本を読んでいると、その本を取り上げられて「こんな本読んでいる」と馬鹿にされました。
鞄の中身を勝手に覗かれたり、大切にしていたアニメグッズをわざと汚したりされました。
また、何かくだらない話をするたびに、マニアだのオタクだの言われ話を遮られ無視される体験は非常にショックが大きかったです。
学年が変わり、私はアニメ好きであることを公言しなかったことにより、いじめのターゲットとなることはなくなりました。
今でも人前でアニメが好きということ、漫画が好きということ、自分が好きなものを人前で言うことが苦手です。
未だに心に負った傷が癒えないのです。
しかし、以前よりはアニメオタクであることに対しては嫌悪感を抱くことはなくなりました。
それはアニメオタクが今では以前のように悪意に満ちた報道の対象とならないことが起因していると思います。
そして好きなものは好きだと言ってはばからない友人ができたことが影響しているのだと思います。
いじめを受けるとはそれ程までに、心へ傷を負ってしまうのです。
人生観を変えるというのは、並大抵のことではありません。
いじめている人はそこまでの責任を負っていると自覚をするべきなのです。
無自覚に他人の主義主張を否定する行為は、私はどうしても許すことができません。
自分と他人とは主義主張が異なる他に身体の作りが異なります。
いじめはそのような当たり前のことが理解出来ないために起こるものであると考えられます。
他者を認めることを重要的に教えることでいじめ行為はなくなると思います。
いじめられている人は絶望的なことしか考えられません。
頑張らずに逃げ出しても、私はいいと思うのです。
無理をしすぎて体調がおかしくなるよりは、一時的に退避して初めからやり直すのもアリだと思います。
逃げてばかりではいけませんが、覚悟を決める為には時間が必要です。
その時間を稼ぐ為の一時退避です。
いじめを受けてその後の人生や人生観が大きくねじ曲がってしまうことがあります。
いじめている人は本当にいじめをやめましょう。
意識していなくても、それはいじめかもしれません。
無自覚のいじめ程、たちの悪いものはありません。
一度、自分がそのようなことをしていないか、再確認してみてください。